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湿原の夏

駒止湿原(地図番号J)

   
作品1 作品2


駒止湿原概略

 南会津郡田島町と大沼郡昭和村にまたがる標高1000m以上の駒止湿原は、大谷地、白樺谷地、水無谷地の3湿原から成り立っている。周辺がブナ林に覆われ、ワタスゲやツルコケモモなど北方系のめずらしい植物が群生し、湿地林から高層湿原までの発達段階の植生が随所に見られるなど、その学術的価値の高さから1970年に国の天然記念物にしてされた。
 駒止湿原の形成は、約700万年間に火砕流堆積物の堆積上面が徐々に削り取られた結果と考えられる。大谷地の5000年前、白樺谷地の1万4000年前、水無谷地の1万7000年前以降現在までこの湿原環境が継続している。(駒止湿原保存方策調査報告書より)

作品1・2について(ハッセルブラッド503CM CFゾナー150mmF4)
 大谷地に咲くニッコウキスゲである。日の出後に撮影した。朝もやの中、花々はしっとりと朝露に覆われみずみずしさを醸し出してくれた。今年は、ニッコウキスゲが例年になく多くの花を咲かせた。


尾瀬(地図番号K)

作品3
作品3・4について
(ハッセルブラッド503CM CFゾナー150mmF4)

 
 ここ尾瀬の大江湿原は、南会津郡檜枝岐村に位置する。1年中でもっとも輝きをみせるのは、7月20日前後のニッコウキスゲの咲く頃ではなかろうか。沼山峠を下り朝日の中で輝く金色のじゅうたんを初めて見たとき感嘆の声を上げたのを覚えている。以前檜枝岐村に勤務していた頃、朝尾瀬と称して仲間と朝3時頃起床し尾瀬沼まで行き、帰ってきて風呂で汗を流してから勤務するというようなことをしていたが、現在は規制のため自家用車で沼山まで行くことはできず朝尾瀬は不可能となった。自然保護のためには喜ばしいことではある。
 それにしても今年のニッコウキスゲはすごい。十何年かぶりの当たり年らしい。
作品4